- 家庭の事情
- 経済的な事情
- 自分自身のやる気などの事情
人それぞれ大学を中退する理由は様々ですが、中退予定で即就職をしたい人のために、在学中に準備しておくと良いことをこの記事ではまとめておきました。
【始めに】中退決定後に大学には通っておくべきなのか?

基本的にどの大学でもタームとして、
- 春~夏
- 秋~冬
といった2学期に分かれているかと思います。
大学中退予定となると、学費は半期ごとに支払いがほとんどなので、残された期間があるはずです。
例えば、6月に中退を決意するとしても、7月終わりまで大学の授業はやっていますよね。
この場合
「もったいないから大学に通っておくべきだ!」
「授業料は高いから行かないと損!」
などといった意見もありますが、特に目的もなく授業に出ても意味がないのが現実です。
最終的に決めるのは自分ではありますけど、『大学には残りの期間は通わなくてもいい』と思います。
もちろん、ゼミなどの問題でどうしても行く必要がある場合は、最低限やるべきことを終えておくほうが無難です。
ただ、「もったいないから~」という理由で惰性で通うのは時間がもったいないと言えます。
大学ではなくて次の人生の目標があるはずなので、そっちに視点を合わせるほうがいいです。
就職活動を始めておくのは無難

大学を中退すると決めてから、できるだけ早めから就活を始めるのは無難です。
就活はそこそこ時間がかかります。
特に大学中退者の場合は、既卒扱いになるため、新卒(大学を卒者した人)に比べるとやや不利で狭き門です。
- 自己分析
- 業界分析
- 自分が働きたい業界・業種を見つける
- 書類作成
- 面接対策
- その他セミナーなどで勉強
といったように、就職活動をするとなるとやるべきこと(やれること)は多いです。
大学中退を予定していて、もう確実にやめる決心がついているのであれば、早め早めから就職活動を開始するほうがいいですね。
ここを先延ばしにしてしまうと、わりと惰性でバイト生活を続けてしまって「ブランク空きすぎてオワッタ・・・」などということにもなりえます。実際にそうなってる人も多いのが現実です。
バイトをなんとなく始めちゃうとやっぱり辞めにくいので、もしバイトをするなら特定の期間に決めるほうがいいですね。
補足:在学中でも就職活動はできるのか?
多くの大学生は卒業予定の状態で就活をし始めるのと同様に、中退予定だとしても、就職活動は可能です。
- ハローワーク
- 就職支援のエージェント
どちらでも『中退予定』という方向けの、就活対策は用意されています。
ただ当たり前ですが、「辞めようかなぁ~」程度の状態で動きだすといろいろと不都合がありますので、そこだけはご注意ください。
大学在学中の猶予期間の過ごし方

- 大学を完全に中退するまで内定がもらえない場合
- 確実に中退が決まるまでは就活が様々な事情でできない
といった場合の過ごし方について、です。
どの程度時間があるかにもよりますが、2か月以上あいてしまう場合は、アルバイトなどを短期でやったほうがいいと思います。
というのも、やはり就活を始める際に
- リクルートスーツ
- 交通費
- その他雑費
などといったお金がかかることは確実ですので、時間があるうちにできる限り少しでもお金の足しを作っておくと、精神的にも楽に就活が始められます。
あとは何より2か月とかのブランクがあって何もしないと、人間は徐々に腐っていくのが自然の摂理とも言えますので、何かしておいたほうが無難です。
- 活発さ
- 積極性
といった意味合いでも就職の際に有利になるかもしれません。
小さい積み重ねで、アピるのは大事です。
「この子は時間があれば活発にやるべきことをやれる子なんだなぁ~~」みたいなやつ。
まとめ
- 大学の授業はもう出なくていいのでは?
- 就活は早めから動いたほうがよい!
- 時間があるなら期間を決めてバイトをしておくとよい!
といった3行の記事でした。
新しい行動を始めたり環境を変えることは不安なこともたくさんでてきますが、テキパキと目標を見据えて行動していくといいですね!
