人生の1番の悩みであり願望、そう、お金です。
「年収を上げるにはどうすればいいんだろう?」
「具体的に金をもっと稼ぐための手順が知りたいよ!」
という人向けに、この記事ではシンプルかつ具体的に年収を上げる方法をご紹介いたします。
- とにかく本を読め!
- これからは副業の時代ですよ?まだ働いてるんですか?
- 資格こそ至高なのデス
- 転職しようズラァ!
などといったゴリ推しはしませんので、ご安心ください。
少し理解しにくい抽象的な部分と、具体的な事例の2つをご紹介しております。
目次
【始めに】年収UPには労働の収益性を高める努力が重要

少し哲学的な問いではありますが、「なぜお金をいっぱい稼げる人はお金を稼げるのか?」ということをまず知る必要性があります。
答えは千差万別で、様々です。
- 人が求めている人材だから
- 替えが効きにくい人材だから
- 人が知らない稼ぎ方を知って実践しているから
- 市場を見る目が最強だから
などなど。
答えはいろいろありますが、これらはすべて『自分の労働時間に対する対価を上げることができている』ということです。
もっとシンプルに言うと、時給が高いわけですね。
世の中には、『仕組みを作って寝ながら稼ぐことが大事です!』と言われることもありますが、結局仕組みを作るっていうのも、労働の一環です。
プロダクトライフサイクルという言葉があるように、稼げる仕組みを作ろうが終わるときは終わりますので。
自分もビジネス初心者の頃に、月商100万くらいの商品を仕組み化して「これぞ、寝ながら稼ぐぅ!FUUUU!」と興奮していましたが、あっけなく飛んだことがりました。良い経験になりました。
で、歴史的にも王様とかってなんかいつもエラそうに椅子に座って人に指示を出してるだけのくせに、すげえ豊かな暮らしをしていますよね。
彼ら・彼女らは、人を使って稼いでいるから時給がめちゃくちゃ高いわけです。
とは言っても、別に人を使いなさい!というわけではありません。
人を使わなくても、
- お笑い芸人のトップ層
- youtuberトップ層
なんかは、別に人を使っているわけではないですが、ガッポガッポ稼いでます。
シンプルに時給が高いからですね。
ごちゃごちゃと書いてしまいましたがお伝えしたいのは、年収を上げるには時給を高める手段を見つける必要があるということです。
そしてその時給を高める手段というのは、方法がいっぱいあるんですね。
【結論】年収を上げるには2つしか方法がない
細々とした時給を高める方法の手段はたくさんありますが、お金を稼ぐには大きな枠組みでは基本的に2通りしかありません。
- 会社からの所得を上げる
- 自分で稼げるようになる
【1】会社からもらう給与を上げる
そのまんまで、大きく分けると2つ。
- 昇給する
- 転職する
会社からもらう給与を上げるのには、金銭的なリスクがないのがメリットになります。
一方でデメリットはと言うと、底が知れていることでしょうか。
超極端な歩合制とかでない限り、大きな金額を稼ぐのは難しいです。
もちろんそれは同時に『安定』というメリットにもなり得ます。
そこそこホワイトでそこそこ仕事にもやりがいがあって、職場関係も良いと、幸福度高めです。
それに加えて、
- 年商1億の経営者
- 年収1000万のサラリーマン
以上の2人がいたとしたら、事業内容の利益率によりますがサラリーマンのが手取りが良い場合もあります。
【2】自分で稼ぐ
- 副業
- 独立・起業
最近ではインターネット業界が伸びているので、主に広告業で稼ぐ人が増えていますね。
1番有名なのはやっぱりyoutuberです。
天井がなく、本気で試行錯誤しまくれば稼ぎまくれる『かもしれない』というのが最大のメリット。
一方でデメリットは、世の中のキラキラしている後ろには、大量の上手くいっていない人がいるという現実です。
- ネット
- テレビ
などといったメディアを見ていると、上手くいっている人ばかりが取り上げられます。
そりゃまあ、普通の人を取り上げても面白くないんで。
ここで気付かないといけないのは、『上手くいく』というのはそう簡単ではないということです。
- yotuuber
- ブロガー
- ウェブサイト運営
などといった『広告業』に関しては、金銭的なリスクは低いですが、そもそもここまでオープンになっている時代だとかなりレッドオーシャンなのは言うまでもないですね。
もちろん、ドリームはあります。
逆に年収が上がらないパターンを知るべし
年収を上げるための手段として、
- 会社からの給与を上げる
- 自分で稼ぐ
といった2つがありました。
でも一方で、年収が上がらない方法というのも存在してますし、意外とこのワナにはまってしまいがち。
趣味ならいいんですけどね~。
意味もない資格の取得
いわゆる『意識だけ高い系みたいなやつ』です。
資格を取得することで会社の昇進や転職に有利になることはあります。
でも、むやみやたらに取得すればいいというわけでもありません。
「経理の業務をやらないのに簿記を取っても・・・」ってやつです。
もちろん、簿記を学ぶことで数字に強くなったりメリットもあります。
とは言っても、個人的に思うことですが、明確に目的のない資格勉強は大体挫折することが多いのではないかなというところです。
メリットを強く感じられないから、日々のめんどくささというデメリットに負けます。
読書・インプット系をひたすらしてる
読書・インプットばっかしてる人もわりと注意が必要かもしれません。
特に意識が高くて真面目な人ほど、インプットを目的としてしまう傾向にあります。
インプットというのは、何かアウトプットする受け皿があったり、何かしらの目的がない状態でしても意味なく終わることが多いのではないでしょうか。
自分も大学生の頃そうだったんですが、
- 本を読むこと自体
- 本を買うこと自体
といった形式的な部分に価値を感じてしまうと、何も残りません。
残るのは「この本捨てるべきか・・・」という迷いだけです。
で、内容も覚えていなければ、人生何も変わってねぇ…みたいなやつですね。
理想的なのは何に知識を運用するかを決めてからのインプットです。
年収を上げるには、会社からの評価か、自力で市場に価値を提供するというアウトプットベースな思考が必須です。
資産運用(FXとか)
資産運用系に関しては、プロのトレーダーでも年利8%くらいを稼げればめっちゃ有能だと言われています。
勉強の一環としては全く否定しませんし、自分も一部だけ資産運用にぶちこんだりしていますが、そもそもお金が少ないとまあ全然稼げません。
FXでチャートの前で一発逆転を狙って目を血走らせるのも悪くはないですが、勝ち続けることはかなり厳しいかもです。
ただ、人生という少し長い単位で見ると、負けたり騙されたりというのもまた1つ学びになるのかもしれませんけども。
無理をして頑張る(根性論)
いわゆる
- ガッツリ会社に貢献する
- 残業しまくって最強のワーカーになる
みたいなところ。
自分がガッツリ貢献することでそれ以上のメリットがあると推測できるなら、ガッツリ貢献すればいいんです。
でも、もし自分に対してのメリットがない場合はただ会社に搾取されてオワリマス。
会社からの給料を上げるための方法論
ここからは「会社からの給与を上げたいよ~リスクなんて不要だ!」という人向けです。
昇進する
定番ではありますが、社内で昇進を目指すという手段です。
ただ、最近では一部の大企業以外は、年功序列型でもありませんのでしっかりとお仕事を真面目にこなす必要性アリですね。(結果を出すこと)
他にも、適切なコミュニケーション能力であったりが必要です。
昇進したり役職についたりすると、部下が増えてくるので、対人能力必須となります。
あとは上司に気に入られる能力も大事。
昇進する方法に関しては、会社やお仕事内容ごとに違うと思いますので、自分なりに戦略をたてて実行していきましょう。
無能でも長くいれば良いお給料もらえるよぉ~、なんて会社もまあまああります。
転職する
転職という手段を使って、年収UPを狙うのも1つの手です。
実際に会社にアピールできる実力や自分を売り込む力があれば、転職を成功させて
「年収も上がった!」
「しかも時間的にそんな変わらなかった!」
という転職成功者は珍しくありません。
ただもちろん、『転職する』というのは、時間と手間もかかります。
転職先での人間関係も新たに構築する必要がありますし、短期的な目線だけで年収が上がっても、中長期的なスパンで見ると逆に下がることだってありえます。
ここが1番難しいところで、転職ってリターンもかなり見込める可能性があるけれど、
- 金銭的
- 精神的
- 心理的
といったリスクもあるということです。
しかし、物事というのは常にリスクがあるもので、リスクを管理するということが重要です。
転職エージェント・転職サイトなどをフル活用して、今よりも限りなく良い会社(精神的なやりがいも含めて)を探すといいでしょう。
自分で稼ぐための方法論
いわゆる、副業や独立という側面での収入アップ方法です。
副業を開始する
副業と言っても、今は本当に様々な種類があります。
- 物販
- 広告系
- 受注タイプの仕事
などなど。
「一概にコレがいい!」とは言えないところがあります。
ただ、強いていうのであれば、受注型はあまりおすすめしません。
例えば、「Aというプログラムを~~までに納品してね!いくらだよ!」タイプの副業です。
他にもリアルで車を乗ってリサイクル回収とか。
この手の、受注型は結局のところ時給に限りがあることと、その仕事を通してさらに時給が高まる可能性が低いです。
理想的な副業は、『取り組めば取り組むほど時給が上がっていくもの』になります。
いわゆる成長曲線のようなカーブを描くものが理想的です。
↓コレ。

こういった時給が高い仕事を自分で作れるようになると、外注スタッフに任せるなりして、作業時間がほぼ0に近くして稼ぐことができます。
もちろん最初は過酷さがすごい
この記事を書いている自分も最初は副業スタートで、ウェブサイト作ったり物販を始めたりしましたが、最初は大変でした。
ebayから輸入して思ったものと違うものが来たり、不良在庫いっぱいかかえてしまったりと。。。トホホ。
しかし、めげずに1年という単位で取り組んだので、徐々にコツがつかめてきて自動化という胡散臭いものにも取り掛かって収益を確保できていたりしています。
でもそのためには、最初のときほど時間とお金に余裕があることが必須です。
ノウハウ系に関しては、この時世腐るほどネットにありますし、リアルのセミナーに行ってみるのもいいでしょう。詐欺っぽいものも多いですが。。。
あとついでに現実をお伝えしておくと、最初はほぼ99%の人が
- バイト以下の時給
- むしろクソ赤字
だったりと過酷な側面もあります。
むしろそんなおとぎ話みたいな手法はなくて、あったとしても市場原理的にすぐに飽和してしまいます。
重要なのは、ゴールドが採掘できる場所を知ることではなくてゴールドが採掘できる場所を見つけ出す力、てきなやつですね。
ただその実力をつけるまでに、ボロカスにやられます。
独立して収入を上げる
いわゆる自分で会社を作ったり開業したりと、会社を辞めて自分で仕事するってやつです。
既に何かしらのノウハウを持っていれば、リスキーさは否めませんが、収入を大幅に上げられる可能性があります。
ただ、独立する場合は、生活資金などの確保がまずできていないと安心して本気で取り組むことができません。
自分の生活費のキャッシュフローなどの見直しなど、しっかりとした計画性が重要です。
いわゆる、守りをしっかりと作ってから攻めに入ろう!ってことですね。
と言っても、個人的な見解としてもデータ的な観点からしても、最初はほぼ上手くいきません。まじです。
収入を上げるのに何が良いかは本当に人に寄る
最終的には定番ですが、年収を上げる方法!と言っても、やはり人に寄るよなぁ~というところです。
出来る限りリスクなく、収入を上げたいなら昇進や転職でしょうし。
リスクがあってもいいから年収を絶対に上げたいなら、転職、副業、独立あたりでしょう。
その人その人で置かれている状況は違うと思いますので一概にコレがいい!とは言えません。
サラリーマンはサラリーマンで高給取りになれると、出会える人もレベルが上がりますし会社の力を使ってまあいろいろとできるわけです。あとは手元にお金が残りやすいですし。
一方で独立や副業からのビジネスは働かなくても稼げるというドリームもあります。ただ、こっちはリスクが高いし金が残りにくい。
抽象的ではありますが、年収を上げる1番の方法って
- 自分自身で考えて
- 自分自身でリソースを確認して
- 自分自身でできるだけ良い決断をする
ということしかありません。
「誰々さんがこう言ってるから〜」と言っていても、自分自身の置かれている立場や時間・資金状況や趣味嗜好(考え・哲学)などによる違いがあるため、自分自身で考えることが重要なんですよね。
と、、、これだと抽象的すぎるのご提案も。
実際にパターン別に書いてみましたので、ご参考にしていただければと思います。
自分の実力で年収上げたい人向け
以下2つがおすすめです。
- 転職して年収をアップを狙う
- 独立を視野に入れた副業を始める
特にコミット制(実力主義の会社)であれば、転職して大幅な年収アップも可能です。
もちろん、営業のような結果主義以外でもリスクを管理しつつ転職活動をすれば、年収アップは狙えます。
そしてもう1つが、副業ですね。
月に10万~20万程度であれば、おそらく本業の傍らでもそこそこ本気で取り組むことができれば半年~1年で到達します。(もちろん上手くいくノウハウ必須)
ただ、
- 精神的・心理的なダメージ
- 金銭的なダメージ
- 最初は本当に時給が低い(むしろ赤字)
ということは往々にしてありますし、自分も何度もありました。
特に開始した当初のほうが時間をいれても結果が出ない不安など、本当にいろいろな意味ですごかったです。。。破天荒でした。
会社員って自分が収入を上げたい時に金銭的なリスクなしに、年収を上げていける、挑戦していけるのがいいところなんですよね。
責任は会社がおってくれますので。
というわけで!
「実力でゴリゴリ年収アップを狙っていきたいぜ!ブンブン!」という人は、
- 転職で年収を上げる
- 副業をして年収を上げる
以上2つがおすすめですよ~という内容でした。
保守的に楽に年収上げたい人向け
以下2つがおすすめです。
- 昇進
- 転職
ゆる~く年収を上げたい人向けですね。
やはりガッツリ年収を上げたいとなると、それなりに消耗するものですし、楽に年収を上げていくのも1つの立派な生き方です。
現代ではギラギラしていることが立派なこと!という洗脳が激しいですが、誰もがギラギラしている必要はありません。
ただ、昇進でまったりと年収を上げていく場合には、本当にまったりすぎる可能性もあるので注意が必要です。
例えば、今の会社で役職が与えられても、めちゃくちゃ収入が上がらないとか。
そういった努力が報われなさそうと判断ができる会社では、勤続年数を増やすことは逆にリスクです。
- 今のぐらいのワークライフバランスで
- 年収が少し上がればいい
なんて希望を転職サイト・エージェントの担当に伝えて転職活動をするのも手です。
そこそこ安定しつつ、年収を上げていける方法だってあります。
個人的におすすめな方法論
2つあります。
パターン①:転職してガッツリ高給取りを狙う
もしかすると、プライベートな時間がかなり減ってしまうかもしれません。
ですが、社内で結果を出すことができる職場へ転職して、本気で仕事をすれば年収を大幅に上げられます。
人生の大半の意識を仕事に向けることになるので、おそらく疲れますが、年収を上げるというのは比較的そういった部分はあります。
パターン②:時間に余裕を作って副業で勝つ
今の会社でそれなりに時間が余っているのであれば、プライベートな時間を副業で埋めましょう。
上のほうにも書いたように、受注型ではなくて、自分で稼ぐタイプのほうがおすすめです。
もちろん、受注型タイプでもやればやるほど時給が限りなく(満足いくレベルまで)上がるのであれば良いのですが!
また、「副業したくても時間に余裕がない」という場合は、少し年収が下がったとしても時間にゆとりがある会社へ転職するほうがいいでしょう。
目先の給与か、2~3年後のリターンか、みたいなところを天秤にかけるイメージで。
まとめ:年収を上げるなら根本的に変化する必要アリ
ボンヤリと毎日「だるいなー、お仕事だるいなー」と思っていても、大幅な年収アップは望めないでしょう。
超絶な定番ではあるんですが、何か行動を始めることが重要です。
- 今よりも良い転職先を探す
- 独立を視野に入れたビジネスを探す
などなど。
どちらが良いというのは、しつこいですが一概には本当に言えません。
自分でビジネスをするとやはり良くも悪くも安定はしないです(苦笑)
他にもいろいろと苦労というか、いろいろあるのですが、ここらへんで。
とりあえず、何か変化を起こすことで、良い方向にいけばそのまま突っ走ればOKです。
一方で変化して下がりそうなら戻ってくればOK!