仕事をしていてトップ3に入る報酬の1つ、『給料』
「給料が上がらないから仕事のやる気がでない」
「モチベーション上がらないから手を抜こう」
今回は、給料が上がらなくて仕事のモチベーションがわかない人のための記事です。
結論から書きますと、別にやる気なんて維持しなくていいのでは?という内容になっております。
【始めに】そもそも仕事へのやる気はムラがあるもの
給料が上がる上がらないに限らず、人間と言う生き物自体、毎日やる気に満ちている人は存在しません。
「なんだか今日はだるい…」
「生きるのがしんどい…」
誰だってそういったノリが悪い日というのは必ずあります。
給料が上がる上がらないとかに限らず、人は良くも悪くも一定にはなりません。
そして、仕事の報酬、「給料が上がる気がしない・・・」と感じているのであれば、なおのことやる気などでないはずです。
「みんなやる気があって頑張ってるのに、自分は変なのだろうか?」とか、現代の自己啓発市場に洗脳された日本社会では、『頑張っていないことがおかしい』とさえ思いこんでしまいます。
でもそうではありません。
自分にリターンがほぼないのに頑張ったところで、本当の意味で自分のためにはならないからです。
対価に見合った報酬がないのに頑張らせるのは洗脳作業
とは言っても、ホワイトで働きやすくて、頑張った分だけ社員に還元される!なんて素晴らしい企業はなかなかありません。
ただ気付かないうちに、
- 会社のために頑張っても還元されないことが当たり前
- とりあえず頑張らないやつはクソ
といったデフォルトの思考が身についてしまうと、さらにいわゆる『ブラック企業』に洗脳されていきます。怖い。
給料が上がらない気がするなら適度にサボる
- 歩合制の仕事
- 営業職でノルマがめちゃくちゃある
などといった特殊な場合を除けば、上手にバレないように適度に仕事をさぼっていても、なんとなかなる会社が多いです。
多くの場合、特に大きい企業になればなるほど、仕組み化された業務の一部を担っているだけなので、ちょっと遅くても問題ありません。
もちろん、ケースバイケースで上司から威圧感がすごいなどの場合は様子見が必要です。
ただ、頑張って仕事を終えても「はい次だよ^-^」みたいな状態なのであれば、適度に気を抜きながらさぼればOK。
給料が上がらないのは会社の仕組みが悪い件
自分も新卒で入社してみて思ったのが、まあ普通に仕事していると昇給しないんですよね。。。
『安定を引き換えに安月給を与えられてる』みたいな。
自分自身も、入社した直後は同期よりも抜きんでた実績を得るためにメラメラとやる気が高まっていましたが、結果を出しても年間での昇給が5000円(笑)とかですからね。
- 役職についたり
- ベンチャー系であればキーパーソンになったり
なんてことを狙えば、さらに給料を増やすこともできますが、会社によっては残業も増えたり精神的な苦痛も増えたりでいろいろ大変です。
結局、仕事って、『自分の努力・がんばり』よりも『どこに咲くか』が重要なのだと思います。
と言ってもクビにならないようにサボる
明らかにサボりまくっていたり問題になるレベルまで手を抜いていると、まあバレます。
そう簡単にクビにはなりませんが、上司などから良い印象を持たれていないと、リストラリストがある際に真っ先に名前がでてしまうので、
- 上手に
- バレないように
- 悟られないように
サボるのが大事です。
どっちかっていうと、仕事量を減らしていくというよりかは、「別に自分にとって利益にならねーし7割くらいでやるか」といった気楽なメンタルで取り組むのが個人的にもおすすめできます。
というか、そもそもみんな120%の力を出している社員なんてほぼいません。
どのみち会社で頑張って働いたところで、満足に昇給できないのであれば、適度に気を抜きつつ最低限の生活費の確保程度に思って仕事するほうがいいです。
いわゆる気の持ちようってやつですね。
真面目に取り組みすぎないほうがいいかもしれません。
【対策】給料が上がらない時はどうすべきか
「会社からの昇給は期待できない・・・」
「残業手当とかをもらいまくってもその分時間が減ってしまう・・・」
じゃあ具体的に、どうやって『給料が上がらない』という悩みを解決するかについてです。
まず大前提として、働いている会社の上司の状態を見れば、その会社で頑張るとどうなるかが分かります。
勤め先の上司は自分がその会社で努力した先の姿です。
どうでしょうか?絶望しませんか?
控えめに言っても、自分は入社して10歳~20歳年上の上司の働いている姿を見て絶望しました。
- 目が死んでる
- スーツがくたびれてる
- なんか毎日クソ機嫌悪い
- 挨拶しねえ
- 人間的に尊敬ができない
などなどこんなのはほんの一部ではありますが、「ココで頑張っても未来がない・・・」とすぐに気付きました。
というわけで、以下対策です。
【1つめ】仕事は最低限生きていければ良いと割り切る
現代社会は、Being(存在すること)よりも、Doing(何をするのか)が重視される傾向にあります。
ご存知の通り、面接なんかでも、
「今まで何をしてきましたか?」
「人生で頑張ったことはなんですか?」
「これから何をしたいですか?」
あほほど、『行動すること』が重視されますよね。
これまで何をしてきたのか、これから何をしたいのか、みたいな。
まあ冷静に考えればわかるのですけど、一部の人からするとそういうのって疲れますよね。
「別に最低限のお金をもらって最低限の趣味ができればいいんですけど?」と思う、Beingタイプの人もいるはずです。
そういった今の社会の「やらねばぁ!やらねばぁ!」という強迫感に疲れているのであれば、『仕事は仕事』と割り切れば良いと思います。
超有能でなくても、会社はまた新規で採用する手間やコストを考えると、あなたを残す理由は十分にあります。
そこそこ仕事はできるけど、超有能ではない(そうしてる)なんて状態でいいのではないでしょうか。
別に『会社の歯車になって昇進しないと生きていけない』なんて法律はありません。
【2つめ】副業をする
今や副業ブームです。
- サイトで稼ぐ
- ブログで稼ぐ
- エンジニアとして稼ぐ
- 外注先として稼ぐ
- 物販で稼ぐ
- 投資で稼ぐ
副業という言葉が飛び出せばあほほど、副業が存在します。
副業をするメリットは、頑張ったら頑張った分だけ自分に還元されることです。
ただもちろん、自分で1からビジネスをしていかないといけないため、最初は労働力に見合わないことが多々あるでしょう。
将来的に独立を視野に入れていたり、金をいっぱい稼ぎたい!といった人は、かなり良い選択肢の1つです。
ただ、大変ではある・・・
週休2日で働いているのであれば、
- 平日の仕事帰宅後
- 土日をフル活用
といったスケジュール感で副業活動に取り組む必要がありますので、どうしても体力的・精神的にはきついところです。
特にゴリゴリ残業させてくる限りなくブラックな企業の場合はなおきついです。
副業をするのであれば、一度超ゴリゴリなブラック企業からは転職しないと多分無理だと思います。
【3つめ】人と会って違う世界を知る
休日なんかを利用して、いわゆるセミナーであったり、何かの会に足を運んでみるのもおすすめです。
世の中にはいろんな人がいて、
- 投資で飯を食ってる
- スモールビジネスして1日2時間だけ働いて飯食ってる
- 某有名社長が働いている会社で働いていて楽しい
などなど、本当にいろんな人がいます。
代り映えのしない社内の人間ばかりを見ていると、「世界って狭いなぁ・・・(絶望)」という感じになりますが、いろんなところに足を運んでみれば面白い人がいっぱい存在してます。
子供の頃に新しい友達ができて、どんどん自分の価値観が変わっていったように、人はやはり他者と出会って化学反応を起こすことで良くも悪くも変われる生き物です。
あとは何より、価値観が変わる、みたいな感じでしょうか。
休日のルーティーンをはずすだけでもOK
いきなり大きく変わろうとするとあまりにも大変ですし、ハードルが高すぎて速攻燃えてしまいがちですよね。
でも、週末のルーティンを少し変更するだけだって、自分に大きな変化が現れます。
そしてその変化は
- 給料
- 所得
といったところで現れます。
何もしなければ絶対に収入は上がりませんが、自分から主体的に動くことができれば、それだけで少しずつ変わるはずです。
『本を読む』だって良くて、少しずつ変えていければ、それが1年後・2年後に大きく結果として変わってきます。
【4つめ】転職して収入を上げる
「自分は社内で成果を上げてるのに給料があらない…」という場合は、『転職する』という選択肢もありです。
昇給や給料アップというのは、社内である程度のルール化されている部分があります。
つまり、勤めている会社に勤めている限りは大きく給料アップは望めないということです。
自分の上司や役職についている先輩を見れば、だいたい分かります。
会社規模にもよりますが、いきなり「YOUイイネ!月給5万アップ!!」なんてことはありえません。
給与以外で転職をするメリットもアリ
時間にゆとりのある企業に転職すれば
- 副業に取り組める
- 人と会う時間の確保ができる
- 本が読む時間が確保できる
- 新しい出会いがある
などなど。
今の労働環境がブラックかつ低賃金で搾取されまくりなのであれば、転職して『ゆとり』を持たせることで、次のステップへの架け橋になるはずです。
もちろんむやみやたらに何も考えずに転職するのはおすすめしません。
たまにいるのが「転職さえすればぁぁぁー!」みたいな、パッパラパーな人ですが、『転職はただの手段』です。
転職することを目的としてしまうと、転職してからまた
「仕事内容があんま好きじゃない」
「上司がうぜえ」
なんてことを思ってしまうことも。。。
一方で、しっかりとした戦略のもとで転職活動をするのはおすすめできます。
- 転職して時間にゆとりを少し作って次のステップにいきたい
- 転職先の仕事でキャリアをつみたい
みたいなやつです。
転職してから年収が上がる場合もありますが、一時的に現在の年収よりも落ちることもあるかもしれません。
※転職エージェントなどでは転職後に給与が上がったなんて人も多いです。
ただ、すべてを総合して決めるのであれば、少し年収が落ちたって未来への投資として考えれば悪くないです。
転職するならエージェントをフル活用
実際に転職エージェントで案件を紹介してもらうと、
- 頑張れば頑張ったぶんだけ報われる企業
- 自分の興味がある企業
- 転職することで年収が上がる企業
- 時間にゆとりがある企業
といった会社をエージェントの担当と何度もやりとりをして提案してもらえますし、企業からのスカウトメールもバンバンきます。(ややうざいほどに)
もちろん絶対に自分合う企業が見つかる、というわけではありません。
ただ、個別の面談なんかは土日にも開催されているので、現在の仕事をつづけながらでも『転職の準備』をすることはできます。
そこでいろいろな要素
- 給与
- 時間
- 仕事内容
- 自分の感覚
などを加味して、納得がいくのであれば転職するという選択肢を取ればいいでしょう。
あとは、転職準備を始めると、今勤めてる企業だけが会社ではないということも分かります。
多くの人の場合、今の会社で人間関係がダメになってしまったり、仕事をしっかりこなせないとダメだ・・・と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
転職活動を始めると、「世の中は広くて自分は今の会社でダメでもOKジャネ?」といった可能性が感じられます。
ただ何度も書いてるように、転職は手段です。
転職エージェントに登録して相談するのであれば、『完全無料』なので、2~3個程度活用することをおすすめします。
「いろいろありすぎて逆にキツイ・・・」という人は、求人案件や非公開案件なども豊富なリクルートエージェントが1番おすすめです。
まとめ:自分の成りたい姿に向けて行動しよう
人によって『自分がどうなりたいのか』というのは様々です。
「今の会社の給与に不満ありまくり!今のまま働いてもどうせ上がらない!もっと年収上げたい!」といった人なら、給与が上がる転職をすればいいと思います。
他にも、「給料は上がらなくてやる気しないけど、まあいいかな・・・」なんて人は、仕事と割り切って淡々とこなすだけにして、自分の趣味などに力を入れるのもいいでしょう。
結局、一概に絶対にコレがいい!ということはありませんので、よく自分と相談するのがいいと思います。
ただ、時給を上げていく場合は別
最後に少しだけ主観を。
将来的に『そこそこの給与があって、ある程度時間のゆとりがありつつ稼げるようになりたい』と思っているのであれば、やはりどこで咲くかが重要です。
- 時間にゆとりがある企業で働いて副業する
- 働けば働くほどキャリアがつめて収入が上がる企業に勤める
- 役員にまでなれば年収数千万円の企業に勤める
などといった方法論になります。
断言できるのは、時間にゆとりがなくてしかもその会社で昇進しても給与の劇的アップが望めない場合は、絶対に給料は少ないままです。
キャリアもつめなければ、時間もないからです。
そう考えると転職は賢いのかも、かも、しれませんね。
今がクソすぎてもう無理状態なら、転職するといいのかも。
