多くの人は仕事が人生の大半の時間を占めていると思います。
人それぞれ仕事が大変な理由は様々です。
- 単純に甘え(笑)
- メンタルの保ち方が良くない
- 職場環境がクソすぎる
といったように、仕事がつらく大変な理由というのは一概にコレ!とは言えません。
ですが、自分なりに「なぜつらいのか?どうして大変だと感じるのか?」という原因を特定して上手に向き合うことができれば、人生の質は圧倒的に向上するはずです。
なぜなら、仕事は人生の大半の時間をしめているからですね。
この記事では、本気で仕事がつらい人に「仕事がなぜつらいのか?」の原因と対策をご紹介いたします。
仕事が本気でつらい時の対策は3つ
以下3つです。
- メンタル(気持ちの持ち方)を変える
- 仕事の量と内容の変更
- 環境を変える
多くの人の場合は、『メンタルを変える』ことで仕事を安定した状態で続けることが可能だと思います。
ただ一方で、いわゆるガチなブラック企業なんかに入社してしまった場合、メンタルを変えたりポジティブに考えても、そもそも無理なことが多いです。
例えば、1日12時間労働とかを強いるようなところの場合、それは自分の努力ではどうにもなりません。
ブラック企業の場合や、どうしても自分自身だけの力では変えることができない環境下にある場合、逃げる準備を始める必要があります。
1.メンタルを変える
「好きを仕事に!」なんて言葉もありますが、まぁ、、、普通に考えてどれだけ好きな仕事だとしてもつらいことは多いものです。
スポーツ選手だって毎日毎日淡々と練習して、それでも結果が出なかった時は、内心発狂してると思います。(発狂してると書籍などで報告アリ)
同様に一般職だとしても、時には仕事が好きだと感じることもあれば、やめたくなるほど嫌になるときもあるものです。
誰だってメンタル的な問題で、
- やめたい
- まじでつらい
- なんで生きてるのか分からない
- 電車ノリタクナイ
- ハタラキタクナイデゴザル
と思っています。
そういった自分の気持ちが後ろ向きになってしまうときこそ、『メンタルを整える』ということが重要になります。
安定したメンタルを保つにはどうすればいいのか
この記事を書いている自分も、『安定したメンタル』というのを日々維持するのに四苦八苦しています。
人間なら誰だって気分のムラというのはあるものです。
「今日は本当にだるい・・・」
「生きるのがしんどい・・・」
「人と顔を合わせたくないが、あのクソ上司に会わないと・・・」
いくつか小手先のテクニックなどはありますが、本質的な部分は『気分のムラを受け入れること』なのかなと自分は思っています。
そもそも、毎日毎日一定の感情で楽しくて、「人生マジで最高!」なんて思っている人はいません。
誰だって何かしらの悩みや嫌なこと、不安などがあるものです。
「本気で仕事が嫌だ・・・」と感じる時は、「まぁ、、、そんなもんか」と考えるほうが精神的につらくありません。
本気で辛いと感じる原因を言語化する
受け入れたら、できる限りつらいことを言語化すると、かなり気持ちが楽になります。
- スマホのメモ帳
- ノート
なんでもいいので、そこに「なぜこんなに仕事が辛いのか?」と書き出してみましょう。
そうすると、「あぁ、自分はこんなことで精神がやられてるんだなぁ〜」と分かります。
実際に紙に書き出すことで精神的にも不安な気持ちが減る、なんて調査結果は多いですね!
例えば、
「仕事は嫌いじゃないが同僚が死ぬほど嫌い」
「仕事は普通だけど満員電車が死ぬほど嫌い」
「仕事内容が!大嫌いです!!###」
などなど、自分の心からわきでてきます。
そしてその原因に対しての対策をうつことができれば、安定した状態で仕事に取り組むことができるはずです。
- 同僚が死ぬほど嫌いなら相手を人間と思わない
- 満員電車が嫌なら時間をズラす
- 仕事内容が苦痛で苦痛で仕方ないなら…
といった感じで、『紙に書き出して自分の本音を知る』というのは、メンタルを整えるうえで意外と使えます。
自分にできる少しの工夫で、仕事を楽しく感じられるようになることもある、なんてこともあるかもしれません。
あとはよく寝ることじゃないかという定番のヤツ
ストレス度合いによりますが、普通に寝て飯食って仕事してれば大体の場合OKな気がします。
- つらい
- 不安
- もう仕事無理><
てきなネガティブワード?って自分の脳内で反復すればするほど重要に感じてしまうんですよね。
でも実際、普通にブラック企業ではなくてホワイトな企業にお勤めの場合は、寝れば大体解決します。
え?寝たくない?
自己啓発本を読んで満足したい?
いいから寝ろ!!!
と自分自身に152回/dayほど自分に言い聞かせてます。
自己啓発本の良い話(笑)よりも睡眠のほうがあなたを元気にしてくれるのではないでしょうか。
睡眠を短くして起きてるとなんだか意識が高いような、人生が充実してるような『錯覚』を無意識的に起こしますが、それは完全に錯覚であり幻想です。
寝たほうが元気になれてパワフルになれて、何もかもが充実します。きっと。
2.仕事の量や内容を変更してもらう
上司などにお願いして「ちょっとこの量だとさすがに捌ききれません・・・」などを伝えてみるのも手です。
ただ、そもそもその会社の仕組み上、量を減らすことが無理な場合もあるのでかなり簡易的な対策ではあります。
自分「仕事量が多くてどうしても終わりません。。。」
上司「え?残業すれば?」
こういう上司はブッタオシタイデスネ。
クソ嫌な上司にあたるとなぜかお説教が始まることもありますので、そこは少しだけ注意が必要です。
ちなみに自分もその手のクソ上司には何度か出会ったことがありますが、本気で発狂してました。
仕事減らしてください!はNG
当たり前なのですが、
「仕事減らしてください」
「仕事変えてください」
「あっちのプロジェクトやりたいです」
なんて突如言い出しすと意味不明なやつやサボリマンと思われてしまうことがあるため、理由づけはしっかりとしておきましょう。
「〜〜なので、〜〜〜させてください。」
心理学的にも『カチッサー効果』なんて言って、理由づけをするだけで肯定の返事が返ってくる確率も高まります。
まあただ、労働するという条件の下で雇われているのが正社員なので、少し難しい・・・かも・・・。
3.環境を変える
いわゆる転職というやつです。
「転職さえすれば、あなたは変われますよ。」
「人生が180度好転すること間違いなし!」
みたいなことはよく言われますが、実際には転職というのは「1つの手段」にすぎません。
転職するだけで人生が変わるなら、誰だって転職しますが、そういうわけじゃないですし。
それに転職にはデメリットもあります。
- 転職退職を繰り返すと正社員になりにくくなる
- 新しく覚えないといけないことも多い
- 会社に馴染むまでに時間がかかる
(人間関係・仕事関係・メンタルで)
まだ転職自体が初めてであったりする場合は、採用担当者から「やべーやつ」と思われることはあまりないですが、繰り返していると本当にやべーやつだと判断されることが増えます。
ただ、転職にはデメリットもありますし『転職することだけ』で変われることはありませんが、転職を成功させることができれば圧倒的に人生の質が上がったなんて人も多いです。
転職することで得られるメリット
- 人間関係の煩わしさから解放される
- 新しい仕事で心機一転始められる
なんてことは定番ではあります。
他にも、今まで働いていた会社が超絶ブラックなのであれば、時間にゆとりがうまれて趣味や個人的に好きなことを楽しむ余裕もできるかもしれません。
仕事を変えて人生の質を向上させるには、「とりあえず転職!転職ぅ!」ってよりも、
- 自分の今の現状
- 転職することで得られるリターン
の2つのを考えて決めるほうがいいです。
例えば、
「毎日の拘束時間が移動時間を含めて14時間」
「仕事にもう疲弊して長く続きそうなもない・・・」
なんて人は、まあ転職したほういいですよね。普通に考えて。
一方で9時17時でかなりホワイトではあるけれど、仕事内容がつまらないなんて人は、要相談というか、よく考えたほうがいいです。
もちろん、自分のスキル次第では職を変えるだけで年収が100万円アップした!なんてこともありますので、一概には言えないところ。
転職を視野に入れるなら転職エージェントを活用
「どうしても今の仕事はもう続けられそうにない」
「どれだけ自分が努力して工夫してももう無理だ」
といった人は、転職エージェントを活用して早めから動き出したほうがいいです。
転職エージェントを使えば必ず転職を成功させることができるわけではありませんが、自分1人の力で転職を無理やりしようとするよりも効率が良いのは言うまでもありません。
普通に転職しようと企業への門を叩くと、採用される側というのはわりと弱い立場にありますが、転職エージェントを使うと担当者が交渉などをしてくれることもあります。
それに「無料』で使えますので、活用しないのはもったいないとさえ言えるかも。
まとめ:自分の努力や工夫or環境を変える
自分の工夫や日々の試行錯誤で仕事のつらさは改善がはかれることが多いでしょう。
一方で、環境を変えない限り根本的な問題が解決されないこともあります。
1日12時間、14時間の拘束時間があるところで、
「もっと工夫しなさい!」
「転職はあまえです!」
なんてことはありませんし、そういったブラックな状況下では遅かれ早かれどこかで折れてしまいます。
自分ではどうにもできない状況の場合は、できるだけ早く『環境を変えるための活動』をするほうがいいでしょう。