塾講師の正社員として就職したものの、
- 毎日が同じ業務の繰り返し
- やりがいが感じられない
- 成長している気が全くしない(←ココダイジ!)
なんて思っていませんか?
私も塾業界に憧れて(朝起きなくていいとか最高!!)なんて思って就職しましたが、なんだか将来に不安しか感じられず、そして毎日がよく言えば安定、悪く言うと「退屈」過ぎてウンザリでした。
そこで今回は、塾講師からの転職を成功させることができた私が
『塾講師が転職するのは難しいのか?』
『塾講師から転職をさせるコツとは?』
という2つについて語っていきたいと思います。
【結論】転職するには難しい(難しかった)

塾講師からの転職が難しかった理由としましては、
- 塾講師のスキルが他の仕事でほぼ役に立たない
- 強いて言うなら事務系の仕事ができるだけ
といったように、塾の外に出てみると塾講師というのは意外と何もスキルがなく、何もできないため転職はやっぱり難しかったです。
「学校の勉強ができる」なんて企業では役に立ちませんし、「英語ができる」なんてことも実際に貿易やビジネス英語として通用するレベルではなかったため、あまり役には立ちませんでした。
塾講師をしていたときは大学受験の集団授業を担当していたので、
「自分にはプレゼン力がある!」
「人に順序立てて説明することができる!」
なんて自己分析をしたりしてみましたが、やっぱり内容ありきですので、意外と役に立たず厳しかったです。。。
もちろんそういった中身ではなくて、フレームを作れるというのも強みではあるのかもしれませんが。
面接での自己PRが事故PRにしかならなかった
これは少し冗談ではありますが(笑)、塾講師定番の
「プレゼン力があります!!」
「論理的に人に説明することができます!!」
「問題解決能力があります!!!」
「事務作業できます(棒読み)」
のうち、意気込んで言い放った「プレゼン力あります!」には「うん、具体的にそれはどんなことができるの?」なんて言われてしまいまさに事故りました。
逆にただの簡単な経理処理や事務作業ができるというありふれたことのほうが評価されたり。。。
結局、企業にとって自分は「どんな価値を提供できるのか」が大事だと学びました。
帰宅後、半泣きで氷結を飲んでいたらまさに氷結しそうでした。。。
難しいけれどやるしかなかった
氷結したり事故りながらも、それでも転職したい願望が強かったので、めげずに転職エージェントの担当さんに相談しながら面接を何度もなんども受けました。
正直、幾度となく「やっぱり塾でこのまま働いても・・・」と思いながら出社すると「やっぱいやだああああ!!!!」というループを繰り返しまくりでした(笑)
- 嫌いすぎる上司
- 成長のない毎日
- つまらない日々
といったネガティブな面が私を強く駆り立てました。
ちなみに私は生徒に教えることなんかは大好きだったので仕事のやりがいは感じられたものの、成長という側面が全く感じられないのが転職へのきっかけでした。
塾講師から転職を成功させた4つの秘訣
主に4つだけです。
- 一時期的に給料が下がっても自分の市場価値が高まる仕事を選んだ
- 採用担当者にdisられてもめげないと誓った(メンタル)
- 面接をシュミレーションしまくった(戦略)
- 転職エージェントをフル活用した
【1】将来の自分のために給料が一時期的に下がっても良いというスタンス
塾講師の時は年収が330万円ほどあったのですが、やはり転職先では特にこれといったスキルもないため、年収が下がってしまうことはザラでした。
でも幸いにも、その時は貯金もあったため、将来の自分のためにも一時期的に給料が下がってもいいからできる限り数年後というスパンで自分の市場価値が高まるような仕事を選ぶことを決意して転職活動をしました。
とは言っても、やっぱり、、、手取りがただでさえ多くはないのにそこからさらに少なくなるなんて正直言って気が重かったです。
【2】採用担当者にdisられても動じないメンタル力(笑)
これに関してはもう完全にメンタルのお話なのですが、直接的にdisられなくても間接的にdisられることは多々あります。
「塾講師やられてるんですね〜」
「具体的にどんなことが得意なのでしょうか?」
といったありふれたセリフでも何もない私にはぐっさぐさメンタルへときました。
でも、、、もうそこは割り切って、数打ちゃ当たるじゃないですが、いい意味で開きなおったことで落ち込む日もだいぶ減って転職活動に良い影響を与えることができました。
【3】面接のシュミレーションを趣味レーションにした
またまた冗談ではありますが、最初の転職活動の面接でボロカスにやられましたので、しっかりと戦略を持って面接に挑むことにしました。
具体的に
- 自分はどのような価値を提供できるのか
- どんなことが得意だと具体的に説明するのか
といった感じで、とにかくgivegivegiveという姿勢を普段から考えて、自分よがりではなくて受ける企業に徹底的に合わせるスタンスでいく戦略で。
ただ質疑応答に無難に受け答えするだけじゃなくて、わからなくても勉強する意欲っぽいものを見せたり、とにかくポジティブな印象を試みました。
ただの受け答えで終わっていてはだめ!
なんだか上から目線で申し訳ないのですが、面接ではいかに自分を売り込むかが重要です。
いわゆる営業と同じで、相手がメリットを感じるか、正確には相手にメリットを感じさせるかがボトルネックになります。
塾講師だったら、正直言って市場価値的に言うとあまり高くありませんので、どうしてもそういった戦略的な売り込みが重要です。
あとは、転職希望者なんてみんなただ受け答えして終わってる人が多いので、少し戦略的に自分を売りこめれば希望の光が見えてくるはずですよ!(笑)
当たり前ですがしっかりと面接を受ける会社の調査はしましょう
どんな事業内容で展開しているのか、といった企業の特徴やサービスはごくごく当たり前ですが、リサーチしておいたほうがいいというか、しないとヤバメです。
ちょろっとネットで公式ページを見るだけじゃなくて、少し手間はかかりますが、
- 受ける企業が扱っているビジネスモデルを研究したり
- ホームページ以外の口コミを調べたり
といったことを実際にして面接で少しでも勉強してますアピールをしましょう。
【4】転職エージェントをフル活用した
特に、
以上2つの転職エージェントはフル活用しました。(最終的にリクルートエージェントを利用。)
というのも、無料で使えますし(大事)あとは使うエージェントによって求人案件が様々だからです。
こっちのエージェンドにはあんまり良い求人がないけれど、あっちには気になる求人があった!なんてのはザラでした。
担当の合うあわないものありますので、いくつか登録して使ったほうがいいです。
無料なので。
まとめ:難しいけれど挑戦あるのみ!
何度も書いてるように、正直言って塾講師は民間企業からのウケはあまりよくありません。
即戦力にならないからです。
だとしても、転職希望者なんてみんなそこまで戦略となるスキルは持っていることが多くありませんので、あなたなりに戦略を持って挑めばきっと良い未来が待っているはずですよ!
私も転職には時間的にも精神的にもすごく苦労しましたが、それでもやっぱり塾講師をやめて転職して良かったなと思ってます!
当たり前ですが、無料で使えるので転職エージェントは活用しましょう。
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